◆不思議の国◇

創生主:ハートの女王【エリザベス】

死者のみ訪れることが可能な世界。管理区域で構成されており、各区域には必ず管理人という者が存在する。アリスという異世界の者が訪れる時まで『ハートの欠片』を厳重に保管しなければならない。

♠胡椒舞いし漆黒の館

管理人:公爵夫人【リオン】

料理女の繰り広げる惨状のせいで、胡椒塗れになっている館。涙必須である。館内には芸術をこよなく愛する公爵の趣味で、数多くの美術品が並んでいる。只、胡椒の悲劇があって今では見るにも耐えない。そんなこともあり、館の住人は館の外でお茶をしていることが多い。

 

♤永遠なるお茶会

管理人:帽子屋【コハク】

バラ園の中を囲うように、ひっそりと存在するお茶会場。どうやら本来は存在しない管理区域らしいが、真相は謎。大人数が座っても困らないほどの長いテーブルが印象的。常に「誕生日ではない日」を祝っている。時折、管理区域をサボってこっそりと伺う住人もいるとかいないとか。

 

♣花藍丹の墓地

管理人:眠りネズミ【ステラ】

狭間の世界。不思議の国に彷徨っている亡霊を封印する墓地。星空の下、永遠に灯りの尽きることのない藍丹が一面に広がっている。その灯りを見た者は思わず寝てしまう、不思議な効能があるらしい。

 

♧寂寞のティーポット

管理人:三月ウサギ【マリア】

巨大なティーポットの家。管理人の許可が無ければ入れない、箱庭の世界。マリアの力があれば移動も可能。